「エアコンをつけていても、デスク周りだけ暑い」「冷房が効きすぎて足元が寒い」——在宅勤務で一日中同じ場所で仕事をしていると、こうした温度の偏りに悩む人は多いです。
ITヘルプデスクとして長年テレワークに関わってきた立場から見ると、デスク周りの温度管理は集中力に直結する問題です。扇風機やサーキュレーターを一台置くだけで、エアコンの効きが変わり、作業環境が大きく改善することがあります。この記事では、デスク用ファン・サーキュレーターを選ぶときに確認すべき5つのポイントを解説します。
ポイント①:扇風機かサーキュレーターか、目的に合わせて選ぶ
「扇風機」と「サーキュレーター」は見た目が似ていますが、目的が少し異なります。
扇風機は風を直接体に当てて涼む目的で設計されており、広がりのある柔らかい風を送ります。サーキュレーターは部屋全体の空気を循環させる目的で設計されており、直進性の強い風でエアコンの冷気や暖気を部屋全体に届けます。デスク周りを直接涼しくしたい人には扇風機が向いており、エアコンの効率を上げて部屋全体の温度を均一にしたい人にはサーキュレーターが向いています。
ポイント②:静音性を確認する
在宅勤務中、特にWeb会議が多い人にとって、ファンの動作音は重要なポイントです。
動作音が大きいファンをWeb会議中に使うと、マイクに音が入って相手に聞こえてしまうことがあります。製品仕様に「静音モード」や「〇〇dB以下」という記載があるモデルを選ぶと、会議中でも安心して使えます。特に仕事中の使用がメインの場合は、動作音が小さいDCモーター搭載モデルを選ぶのが安心です。
ポイント③:デスクに置けるサイズ・設置のしやすさを確認する
デスクの上に置くタイプか、床置きタイプかによって、設置のしやすさが変わってきます。
コンパクトな卓上タイプは、デスクの端に置いて手元に風を当てやすい反面、風量が小さく、部屋全体を涼しくするには向かないことがあります。床置きタイプは風量が大きく、エアコンとの組み合わせで部屋全体の空気を循環させるのに向いています。デスクの広さや作業環境に合わせて、どちらのタイプが使いやすいかを考えてから選ぶと失敗しにくいです。
ポイント④:首振り機能と風向きの調整のしやすさを確認する
デスクで仕事をしていると、体の向きや作業内容によって風を当てたい方向が変わることがあります。
左右首振り機能があるモデルは、座っている場所を中心に風を広く届けられます。上下の角度調整ができるモデルは、床置きしたまま斜め上に向けることで、天井や壁に空気を当てて部屋全体の循環を促すこともできます。リモコン付きのモデルは、作業中に席を立たずに風量や首振りを調整できるため、集中を妨げにくいという利点があります。
ポイント⑤:エアコンとの組み合わせ方を理解する
扇風機・サーキュレーターは、エアコンと組み合わせることで最も効果を発揮します。
夏場は、エアコンの冷気は部屋の下の方に溜まりやすく、デスクの高さよりも足元が冷えすぎることがあります。サーキュレーターをエアコンに向かい合わせるように配置すると、冷気を部屋全体に循環させやすくなります。扇風機の場合は、体に直接風を当てることで体感温度を下げられるため、エアコンの設定温度を少し高めにしながら扇風機を併用するという節電の使い方もできます。
まとめ:失敗しないデスク用ファン・サーキュレーター選びのチェックリスト
- 扇風機かサーキュレーターか、目的に合わせて選んだか
- 動作音の大きさ(Web会議中でも使えるか)を確認したか
- デスクに置けるサイズか、床置きタイプの方がいいか確認したか
- 首振り機能・風向き調整のしやすさを確認したか
- エアコンとの組み合わせ方を理解した上で選んだか
これらを踏まえて、夏の在宅勤務環境に合ったファン・サーキュレーターを選んでみてください。
おすすめデスク用ファン・サーキュレーター
山善 洗えるサーキュレーター(YAS-FKW18)
国内ブランド・山善のサーキュレーターです。工具不要で分解・丸洗いができ、清潔に使い続けやすいのが特徴です。左右自動首振りと上向き90度の角度調節に対応しており、エアコンとの組み合わせで部屋全体の空気を効率よく循環させられます。静音モード搭載で在宅ワーク中の使用にも向いています。
BALMUDA The GreenFan(EGF-1800-WK)
二重構造の羽根が生み出す、自然界の風に近い柔らかい送風が特徴のDCモーター扇風機です。動作音が約10dBと業界でも最静音クラスで、Web会議中でも音を気にせず使えます。在宅ワークで長時間使いたい人に向いています。
アイリスオーヤマ サーキュレーター PCF-HD15-W
コンパクトなボディに静音設計を備えた、手頃な価格のサーキュレーターです。左右自動首振り機能とパワフルな送風力で、エアコンとの組み合わせで部屋全体の空気を効率よく循環させられます。コストパフォーマンスを重視する人に向いています。

の選び方|PC2台をキーボード・マウス1組で使う方法.png)
コメント