「無料のWindows標準セキュリティで十分なのか、有料のセキュリティソフトを入れた方がいいのか」——在宅勤務でPCを使う機会が増えた今、こうした疑問を持つ人は多いはずです。
ITヘルプデスクの仕事をしていると、ウイルス感染や不審なメールに関する相談を受けることがあります。多くの場合、セキュリティソフトを正しく導入していれば防げたケースです。この記事では、セキュリティソフトを選ぶときに確認すべき5つのポイントを解説します。
ポイント①:無料版と有料版の違いを理解する
WindowsにはMicrosoft Defenderという無料のセキュリティ機能が標準搭載されています。
無料の機能でも基本的なウイルス対策は行えますが、有料のセキュリティソフトは、フィッシングサイトの検出、迷惑メール対策、複数デバイスの一元管理など、より広い範囲をカバーしていることが多いです。在宅勤務でネットバンキングやオンラインショッピングを利用する機会が多い人ほど、有料版を検討する価値があります。
ポイント②:PCへの負荷(動作の軽さ)を確認する
セキュリティソフトは、常にPCの裏側で動作し続けるため、動作の軽さは選び方の重要なポイントです。
ソフトによっては、フルスキャン(PC全体のチェック)に時間がかかったり、動作中にPCの反応が遅くなったりすることがあります。特に、使っているPCが数年前のモデルである場合や、Web会議やオンライン会議を頻繁に行う人は、動作の軽さに定評があるソフトを選ぶと、日常的なストレスを減らせます。
ポイント③:対応デバイス数・OSを確認する
1つの契約で、何台のデバイスにインストールできるかはソフトによって差があります。
PC・スマートフォン・タブレットを併用している人は、複数台に対応したプランを選ぶ方がコストパフォーマンスが良くなります。また、WindowsだけでなくMac・Android・iOSにも対応しているか、家族で使う場合は対応OSの幅も確認しておくと安心です。
ポイント④:サポート体制を確認する
セキュリティソフトの設定や、トラブル発生時の対応で困ったときに、サポートを受けられるかどうかは重要なポイントです。
電話・チャット・メールなど、サポートの窓口がいくつ用意されているか、対応時間が日中のみか24時間対応かによって、困ったときの安心感が変わります。IT知識に自信がない人ほど、サポート体制が手厚いソフトを選ぶと、トラブル時の負担を減らせます。
ポイント⑤:契約期間・更新方法を確認する
セキュリティソフトは、1年版・3年版のように契約期間が決まっているものが多く、期限が切れると保護が機能しなくなります。
更新を忘れがちな人は、自動更新(サブスクリプション)型を選ぶと安心です。逆に、契約期間ごとに自分で更新するかどうかを判断したい人は、自動更新なしのオンラインコード版・パッケージ版を選ぶ方が向いています。購入前に、どちらの形式かを確認しておくとミスマッチを防げます。
まとめ:失敗しないセキュリティソフト選びのチェックリスト
- 無料版と有料版、自分の使い方にはどちらが必要か検討したか
- PCへの負荷(動作の軽さ)を確認したか
- 対応デバイス数・OSは自分の環境に合っているか
- サポート体制は十分か確認したか
- 契約期間・更新方法(自動更新かどうか)を確認したか
これらを踏まえて、自分の使い方に合ったセキュリティソフトを選んでみてください。
おすすめセキュリティソフト
ウイルスバスター クラウド
国内のセキュリティソフトの中でも利用者数が多い定番モデルです。日本を狙ったセキュリティ脅威への対応に強く、24時間365日のサポート体制も整っています。
ノートン 360 デラックス
世界的に高い信頼性を持つセキュリティソフトです。ウイルス対策に加えて、VPN機能やクラウドバックアップ機能も搭載されており、1つのソフトで広い範囲をカバーしたい人に向いています。
ESET HOME セキュリティ エッセンシャル
動作の軽さに定評があるセキュリティソフトです。古いPCでも動作が重くなりにくく、フルスキャンの時間も比較的短い傾向があります。シンプルな操作性も特徴です。


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