「さっきまで繋がっていたのに、急にWi-Fiが切れた」「テレワーク中にネットが繋がらなくなって焦った」——こうした経験は、誰にでも一度はあるはずです。
ITヘルプデスクの仕事をしていると、Wi-Fiトラブルの相談は最も多い問い合わせのひとつです。実は、サポートに連絡する前に、自分で確認できることがいくつかあります。この記事では、Wi-Fiが繋がらないときに確認すべき5つのポイントを解説します。
ポイント①:ルーター・モデムの再起動を試す
最初に試してほしいのが、ルーターとモデムの再起動です。
意外と多くのトラブルが、この再起動だけで解決します。電源を切って10〜30秒ほど待ち、モデム→ルーターの順番で電源を入れ直すのが基本の手順です。順番を間違えると正しく再接続できないことがあるので、モデムが先、ルーターが後という順番を意識すると確実です。
ポイント②:他の機器でも繋がらないか確認する
自分のPCだけが繋がらないのか、家の中の他の機器(スマートフォンなど)も同様に繋がらないのかを確認します。
他の機器でも繋がらない場合は、ルーター側やプロバイダー側に問題がある可能性が高いです。逆に、自分のPCだけが繋がらない場合は、PC側のネットワーク設定や、Wi-Fiアダプタの不具合が原因として考えられます。この切り分けだけで、対処の方向性がかなり絞れます。
ポイント③:Wi-Fiのパスワード・設定を再確認する
何かのきっかけでWi-Fiのパスワードが変更されていたり、別のネットワークに間違って接続しようとしていたりするケースもあります。
特に、似た名前のWi-Fi(自宅と近隣で同じような名前になっている場合など)に間違って接続しようとしていないか確認しましょう。ルーターの側面や底面に記載されているパスワードと、実際に入力しているパスワードが一致しているかも、合わせて確認すると安心です。
ポイント④:電波の届く範囲・障害物を確認する
Wi-Fiの電波は、壁や家具、家電製品の影響で弱くなることがあります。
ルーターから離れた部屋や、コンクリートの壁を挟んだ場所では、電波が届きにくくなる傾向があります。電子レンジやコードレス電話など、Wi-Fiと同じ周波帯を使う家電が近くで動作していると、電波干渉が起きることもあります。ルーターの設置場所を見直す、または電波が届きにくい部屋には中継機を導入するという対策が考えられます。
ポイント⑤:プロバイダーの障害情報を確認する
自分の環境では何も問題がなさそうな場合、契約しているプロバイダー側で通信障害が発生している可能性もあります。
多くのプロバイダーは、公式サイトやTwitter(X)で障害情報を発表しています。「○○(プロバイダー名) 障害」で検索すると、現在進行中の障害情報が見つかることがあります。これが原因の場合は、自分でできる対処はなく、復旧を待つしかありません。
まとめ:Wi-Fiトラブル時のチェックリスト
- ルーター・モデムを正しい順番で再起動したか
- 他の機器でも同様に繋がらないか確認したか
- パスワード・接続先のネットワーク名を再確認したか
- 電波の届く範囲・障害物の影響を確認したか
- プロバイダー側の障害情報を確認したか
これらを一つずつ確認していくことで、多くのWi-Fiトラブルは自分で解決できます。
電波が届きにくい場合は中継機も検討を
ポイント④で触れたように、ルーターから離れた部屋でWi-Fiが弱くなる場合は、無線LAN中継機を導入することで改善できることがあります。設置場所や選び方のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。


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