「オンライン会議で声が聞き取りにくいと言われる」「PC内蔵マイクだと自分の声が小さく聞こえる」——テレワークが当たり前になった今、こうした悩みを抱えている人は少なくありません。
ITヘルプデスクの現場でも、Web会議の音質トラブルに関する相談はよく受けます。多くの場合、原因はPC内蔵マイクの性能不足や、マイクの設置位置にあります。この記事では、Web会議用マイクを選ぶときに確認すべき5つのポイントを解説します。
ポイント①:指向性タイプの選び方
マイクには「単一指向性」と「全指向性(無指向性)」という2つのタイプがあります。
単一指向性は特定の方向(マイクの正面)の音を中心に拾うタイプで、1人で話すWeb会議に向いています。周囲の雑音を拾いにくいのが利点です。一方、全指向性は360度の音を拾うタイプで、複数人が同じ部屋から会議に参加する場合に向いています。
1人用なのか、会議室用なのかによって、選ぶべき指向性タイプが変わってくる点に注意が必要です。
ポイント②:USB接続かBluetooth接続か
接続方式は主にUSB接続とBluetooth接続の2種類があります。
USB接続は遅延が少なく、音質も安定しやすいのが特徴です。設定もシンプルで、PCに挿すだけで認識されることが多く、IT知識が少ない人でも扱いやすいです。Bluetooth接続は配線が不要で取り回しがしやすい一方、接続の安定性や音質の面でUSB接続に劣る場合があります。
Web会議の音質を重視するなら、まずはUSB接続タイプから検討するのが安心です。
ポイント③:ノイズ対策機能の有無
自宅で作業する場合、生活音や家電の動作音がマイクに乗ってしまうことがあります。
ノイズキャンセリング機能や、ボリューム調整機能がついているマイクを選ぶと、こうした環境音の影響を抑えやすくなります。特に在宅勤務で周囲の音が気になる人は、ノイズ対策機能の有無を確認しておくと、会議相手から「声が聞き取りやすくなった」と言われやすくなります。
ポイント④:マイクとスピーカーフォン、どちらが向いているか
単体マイクとスピーカーフォン(マイクとスピーカーが一体になったもの)では、用途が少し異なります。
単体マイクは、PCのスピーカーやヘッドホンと組み合わせて使うスタイルで、音質にこだわりたい人や、配信・録音にも使いたい人に向いています。スピーカーフォンは1台で集音と音声出力を兼ねるため、複数人での会議や、配線をシンプルにしたい人に向いています。
自分の働き方が「1人で集中して話す」スタイルか「複数人で会議する」スタイルかによって、選ぶべきタイプが変わってきます。
ポイント⑤:設置のしやすさ・持ち運びやすさ
マイクの設置場所や、持ち運びの頻度も選ぶ際のポイントです。
三脚スタンドが付属しているタイプは、デスクの上に置くだけで適切な高さに調整できて便利です。出張先や別の部屋でもWeb会議をする機会が多い人は、コンパクトで持ち運びやすいモデルを選ぶと、設置の手間を減らせます。
まとめ:失敗しないWeb会議用マイク選びのチェックリスト
- 1人用か複数人用か、指向性タイプを確認したか
- USB接続かBluetooth接続か、用途に合っているか
- ノイズ対策機能は必要なレベルを満たしているか
- 単体マイクとスピーカーフォン、どちらが自分の働き方に合っているか
- 設置・持ち運びのしやすさは十分か
これらを踏まえて、自分の働き方に合ったWeb会議用マイクを選んでみてください。
おすすめWeb会議用マイク
Logicool G Blue Yeti Nano
USBコンデンサーマイクの定番モデルです。単一指向性で、1人でのWeb会議や配信に向いています。
FIFINE K669B
コストパフォーマンスに優れたUSBコンデンサーマイクです。三脚スタンドが付属しており、デスクに置くだけで使い始められます。
Jabra Speak 410
会議用スピーカーフォンの定番モデルです。360度集音で、複数人が参加する会議室での利用に向いています。USB接続でプラグアンドプレイ、設定の手間が少ないのも特徴です。


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